施主
荒壁付けから4日目にして、ほぼ好天が続いたこともあり、 外壁の壁土はボチボチ乾いてきました。 私が塗ったところも、 今朝はこんな感じ。 色は青緑灰色から白っぽく土色に変化し、ヒビが一面に。 乾く・・・つまり水分が蒸散するということで、 塗りたて…
昨日(荒壁付け始まる…土壁づくり:表面下地塗り)に引き続き、 荒壁付け2日目。 昨日は奥から進めていって、6人がかりで1日で9割がたまで!さて昨日、少し荒壁付けを体験させてもらったことに触れました。 作業の邪魔にならないように、3時の休憩のと…
4/11(土)~19(日)、今この竹小舞の段階で、大阪・枚方の石場建て伝統構法の家、新築工事現場を開放しています。新型コロナウィルス禍による緊急事態宣言のなか、構造見学会としての企画・開催はできませんが、見学希望や問い合わせがあれば個別に…
新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が今日出され明日0時に発効という事態に至り、 その対象地域となった大阪も大変なことになっています。 さて我が石場建ては、3月18日から始まった竹小舞掻きは27日に完成し、 並行して28日には大屋根…
新型コロナウィルスの世界的な大流行で、 日本も非常事態宣言が出されようかという状況が続いています。 建築業界でも、中国に依存している 建材や住設は入荷が滞っているそうですが、なにはともあれ 現場で作業にあたっている職人さんたちの健康が気がかり…
上棟式・・・。 新築で棟上げの際に、建て方工事が無事に運んだことへの感謝と、 これから完成に向けて工事がうまく安全にいくように祈願するもので、 柱・梁などの骨組みが組み上がり、最後に一番てっぺんの 棟木が据えられた時点で行われます。 建前(たて…
今日2/26は、屋根に断熱材を張りました。この話題は、石場建て伝統構法に限った話しではないのですが、この家はいわゆる屋根裏空間は無いので、屋根断熱は重要です。 建て方のときに、屋根勾配なりの天井板は張ってあったのですが、 それはあくまでも内装の…
ようやく上棟のときを迎えた、この2月20日。 思い返せば、石場建ての話しが日伸建設の親方の口をついたのが 2018年3月10日のことだったので、ほぼ2年前! 来たるべき南海トラフ大地震に耐える家を考えていた私たちは、 すぐに伝統構法につい…
建て始めて4日目で上棟式は済んだのですが、 屋根なりの天井板葺きがまだ残っていたので、 5日目までを建て方と言うことにしましょう。 前夜から空がスカッと抜けて、放射冷却で冷えた朝、 既に葺かれた部分の屋根には、朝露が光ります。 杉の赤太ですから…
昨日(2/20)建て方4日目で、応援の大工さんはお終い。一昨日は皆さんの手際よい働きのお陰で、順調に棟上げまでいくことができました。そして4日目はここから、これは2階です。まだ貫に楔は打ち込まれいません。今日は栓や楔をどんどん入れて、その日の…
※ これは、2/19日時点の記事です。 上棟・・・棟上(むねあげ)、建前ともいい。木造建築で棟木をつり上げ取り付けること。建て前3日目、今日中に上棟までこぎつけられるか・・・。石場建てたるゆえん・・・礎石に乗って立っているだけです。それでもびく…
一昨日(2/18)は、建て方2日目。前日は予定のところまではいったんですが、最終のひずみの調整が時間切れで中途半端だったので、そこからです。というのも、普通の在来軸組工法だと、コンクリート(ベタ)布基礎に土台の材木をボルトで留めたら、それは…
今日(2/17)は、ついにその日が来ました! 建て方初日。 朝7時には棟梁がやって来て、下準備。 夜中まで雨が降っていたので、 基礎や材木に掛けてあるブルーシートはビショビショ。 それでも今朝はすっかり雨が上がって陽が射し始めます。 8時には、応援の…
(日伸建設の一昨年の建て方現場)建て方・・・現場で主要な構造材を組み立てることを言います。 棟上げ・・・屋根の一番上の部材である棟木を取り付けること。 上棟式を行なうこともあり、建て前とも言います。 (言葉の定義は、地方によって微妙に異なる…
昨日2/11は、建国記念「の」日。 日本の古来の伝統を捨てて脱亜入欧に邁進した明治維新。 今から2680年前の紀元前660年旧暦1月1日に初代天皇が即位したと 中国の十干十二支の紀年法をもって算出し紀元節と定めたのが、 戦後になって根拠が皆無ということで形…
2018年9月19日「ホロデッキ?・・・ニセモノでできた家」の投稿に続き、 大好きなSTAR TREKネタ☆ アメリカで1966年に放映が始まったテレビSFシリーズ。 2260年代後半を舞台に宇宙船U.S.S.ENTERPRISEが宇宙を探査する物語。 カーク船長と副長の…
ウチのベース(基礎)コンクリートの敷設が、昨年11月中旬。 そのあと11月下旬だったか(?)、ご近所で新築のベタ基礎が敷設されました。 <参照:石場建て/ベースコンクリート(2)>☜click 地元工務店の在来軸組工法の家。 すぐに追い抜かれちゃうんやろうな…
先週の初め(1/27)、風雨のなか、また工房を尋ねました。 電話して行ったのに、着いてみるとシャッターが下りています。 あれ?・・・恐る恐る呼び掛けてみるとシャッターが開き始め、 中では最も若手(二十代!)の大工さんが鉋掛けの作業中。 そこに…
1月13日(月)成人の日。 日伸建設のある交野でも振り袖姿がチラホラ。 そんな祝日も手刻みに励んでおられるとのことで、 朝からサーターアンダーギーを手土産に 妻と二人で新年のご挨拶も兼ねて工房の見学に。 (これは、この日の工房ではありませ…
昨日の朝のニュースで、東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の 総合統括を務める野村萬斎さんのインタビューが放映されていました。 消費増税で景気が更に落ち込み閉塞感が漂うのが ひしひしと実感される地方の現状をよそに、 東京だけは別世界のよう…
昨日(12/27)ようやく平日に妻と時間を合わせて取れたので、 年末のご挨拶も兼ねて日伸建設の工房にお邪魔しました。 いつものことながら、中に入ると檜の芳香が! 床には一面に檜の鉋屑がフンワリ積もっています。 長時間立ちっぱなしの作業なんで、足腰の…
後先になりましたが、12月7日、京都・京北の原田銘木店に、妻とお邪魔してきました。 原田さんは日本一の名栗の名手!同じく京北で刳物(くりもの)・漆芸の修行をしている息子の紹介で、日伸建設の親方(社長)と棟梁と一緒に見学です。 名栗(なぐり)とは、鋸…
11月7日。記念すべき着工の日!! 2017年に土地を手に入れてから、 工務店探し・・・日伸建設に決めてからは手刻み在来工法での基本設計、 そして基本設計の取り止め、石場建て伝統構法への変更から設計~建築確認へと・・・。 当初はサイディングにビニ…
8月22日、やっと!建築確認がおりました。 ・・・ん? もう3か月も前! 我ながら、ものすごい筆無精。 建築確認申請を出したのが3/20、 石場建ての適判のための事前相談を通過したのが6/27。 適判の専門機関での審査を経て、建築確認まで5か月…
6月25日のこと。 あとしばらくは適判も建築確認もまだ・・・という時期ですが、 今秋の着工を目指して、壁土づくりが始まりました。 土壁の土の仕込みは、梅雨から夏を越すといいんだとか。 土壁・・・? 柱を現す真壁。 柱間に竹小舞で壁を編んで、そこ…
2019年6月26日、ようやく「起工式」を迎えることができました。 いわゆる地鎮祭に相当する式を、仏式では起工式と言います。 いつもお世話になっている近くの浄専寺(浄土真宗本願寺派)にお願いしました。 昨今、地鎮祭そのものがかなり減ってきているよう…
日本の住宅の平均寿命が二十数年ということを受け、 長期優良住宅に関する法律が2009年に施行され、国土交通省が認定基準を示しました。 見てみると、これって家として当たり前!というもの。 ということは、これまで当たり前じゃなかったってことですよね。…