大阪で伝統構法の家づくり!・・・石場建て/木組み/土壁 ~今さらマイホーム新築

五十代も後半、自宅を再建新築。 今さら住宅ローン!建売りのローコスト住宅か…。 で、行き着いたのはやっぱり自然素材、地元の工務店。 手刻みの材木、金物をほとんど使わない躯体、美しい木組み。 間取りの打ち合わせがほぼ終わった頃、棟梁がつぶやいた。 「ホンマは石場建てがエエんやけどなぁ・・・。」 「えっ?石場建てってなんですのん?!」・・・ 家造り、伝統構法について、発信していきます。

寒さと乾燥は底? ・・・ 6地域の伝統構法の家の実態 ~ エアコン1台では厳しい?

このごろかなり寒い日が続いています。
昨日(2/6)は最高気温7℃台、最低気温は1℃に届かず。

去年の2月6日は最高気温15℃に届くほどだったみたいなんで、
省エネ地域区分6地域​の大阪ではこの程度が寒さの底というところでしょう。
立春を過ぎた今、これから暖かくなるのを期待したいところ。

日本海側では記録的な大雪だったそうですが、
枚方は晴時々曇ってところで、乾燥注意報。

昼過ぎの陽射し。

冬至頃はもう少し窓から日光が入ってきたんですが、いちばん寒い今ごろには
かえって太陽高度が上がって影が射してきてしまっています。

それでもインナーバルコニーに映る格子の影は、お気に入りです。

夏場は軒の日陰になるので、冬にしか見られません。

いつもなら22℃設定で24時間点けっぱなしの1階の床上エアコンだけで、
2階は19℃ほどなんですが、さすがに昨日は17℃台。

そんなとき、2階のエアコンを点けてもいいんですが、
じっと本を読んだりするにはストーブなどの局所暖房器具の方が暖かく感じます。


で、大黒柱の脇に見えているのは、カセットガスストーブ。
災害備蓄の意味もあって買っておいたものを、初めて使ってみました。

センゴクアラジンのポータブルガスストーブ「シルバークイーン」
連続燃焼時間が強で約2時間30分、弱で約7時間とけっこう低燃費。
この写真の距離約3mでも少し輻射熱を感じることができるほど。やっぱり直火も捨てがたい。
 
いつもなら家じゅう40%前後なんですが、昨日は初めて38%を下回ってしまいました。

そこで電熱器を仕込んだ風炉釜で、一日中お湯を沸かし続けました。

直に湯気を漂わせても、土壁と窓には障子で、
結露の心配をする必要はありません。

と、まあ、言うても、省エネ地域区分6地域の大阪だと、
壁土だけ断熱材無しの外壁で、寒さの底でもこの程度で過ごせるんですよね。
とはいえ私は寒いのは苦手! 春が待ち遠しいです。


ところで昨日は、この家を建ててくれた​​日伸建設のHP​の「​お施主様の声​」欄に
掲載される原稿案の校正を夫婦でしていました。

2021.12.12稿​「日伸建設HP掲載用のインタビュー取材を受けました・・・」​の
編集ができたので、目を通してほしいと送ってこられたのです。


あのとき調子に乗ってしゃべり過ぎたので、
編集に1か月半もの手間をかけさせてしまいました。すみません!
これで今日あたりにでも​HP​に掲載されるんじゃないかな?