大阪で伝統構法の家づくり!・・・石場建て/木組み/土壁 ~今さらマイホーム新築

五十代も後半、自宅を再建新築。 今さら住宅ローン!建売りのローコスト住宅か…。 で、行き着いたのはやっぱり自然素材、地元の工務店。 手刻みの材木、金物をほとんど使わない躯体、美しい木組み。 間取りの打ち合わせがほぼ終わった頃、棟梁がつぶやいた。 「ホンマは石場建てがエエんやけどなぁ・・・。」 「えっ?石場建てってなんですのん?!」・・・ 家造り、伝統構法について、発信していきます。

洗面脱衣室?洗濯脱衣室? … 洗濯室としての脱衣室 ~ 洗面所の分離

我が家のお風呂…ユニットバスについてご紹介しました。

前の家ではしょっちゅう銭湯に通っていたので、風呂をいくら豪華にしても
銭湯には及ばない!と最低ランクのユニットバスにしていたんですが、
銭湯に行けなくなったのも多機能の​スパージュ​にした理由の一つ。

新婚から三十年来行きつけだった銭湯が、廃業してしまったんです。
これは、その閉店のときに記念にいただいた銭湯専用桶。


ロシアがウクライナ侵略戦争を仕掛けたことで、燃料価格が急騰!
新型コロナの影響で客足が大幅に減っているのに、
ますます街の銭湯が存続の危機に立たされていると、今テレビニュースが・・・。

地域の公衆衛生と健康維持を支えていた街の銭湯が次々と消えていくのは、
地域の足だったローカル鉄道が消えていくのと同様、
寂しいだけでなく地域社会インフラの損失だと思います。


閑話休題
さて今日の話題は、そのお風呂へのアプローチ、洗濯脱衣室について。

2/19の​記事​にもあるように、我が家の風呂の脱衣場は、
洗面所とは完全に別になっています。

誰かが入浴中にも、手洗いや歯磨きができるようにしました。

なので、来客が入浴中は、
脱衣場の内側から施錠できるようにしてあります。

右側の照明スイッチは、リモコン。

照明の壁スイッチ枠を建築廃材の木でDIY(自作)して、
スイッチはONにしたままにして、それを覆うように
リモコンホルダーを取付け、リモコンでON/OFFするようにしました。

その照明は、小型シーリングファン内蔵の調光機能付LED。
小型シーリングファンは、暑い夏の湯上りや、
洗濯物をそのままここで室内干しするのに重宝します。

上の物干し棒は、ホームセンターで木目模様の鉄パイプを買ってきてDIY。
下のは、前の家で使っていた突っ張り棒を持ち込みました。

​(☟参考イメージ)​
​​
(☟参考イメージ:)
 
室内干し用住設としては、
ホシ姫サマ​や​室内物干しワイヤー​などがありますが、
そもそもイチイチ出したりしまったりするか?!って話し・・・。

この固定の物干し棒で、前の家から持ち込んだハンガーに吊って、
そのまま干しておくのも良し、
ウッドデッキやベランダの物干し竿に一気に干しに行くも良し。

(☟参考イメージ:これを使っているわけではありません)

(☟参考イメージ:これを使っているわけではありません
 
壁は水に強いヒノキ科​サワラ​(椹)の無垢板。湿気ても結露したりカビたりしません。
高窓も開けられるので、採光だけでなく換気も十分。
洗濯機の乾燥機能を使って大量の水蒸気が出るときは、換気扇で排気できるようにもしました。

夜の入浴は、電球色の薄明かりで。
そしてラタン(籐)の調度も、なんとなく温泉民宿気分です。


ゴチャゴチャ洗濯用具が置いてある棚は、
ホームセンターで桐の板を買ってきてDIY。桐も湿気や水に強いのです。


そこに前の家で使っていた書類ボックスを、分類棚代わりに縦に並べて置いています。

(☟参考イメージ:これを買ったわけではありません
(☟参考イメージ:これと同じ物ではありません

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造作の棚を大工さんに作ってもらうことも考えたんですが、
ライフスタイルがどうなるか建築中は見通せなかったんで、
暮らしながら自分で作りこんでいくことにしました。

ホームセンターで材料を買ってきてDIYしたり、
いろんな物を前の家からそのまま持ち込んで組み合わせて使ったり・・・。

新築を機会に断捨離、気分一新いろいろ新調すれば良さそうなもんなのですが、
まだまだ使えるものをゴミとして捨てるのももったいないし、
洗濯機も含めて結局ほとんど何も買いませんでした。

ラタン(籐)のスツールもチェストも、私の父が買った物ですから、
確か四十年ほど前には既に元の実家にあったという見覚えがあります。

そのころ籐の家具が流行ったんじゃなかったかなぁ・・・。

今買えばいくらぐらいするもんか、検索してみました。
もしかしたら、今の方が割安なのかもしれませんね。

(☟参考イメージ:約4000円…これと同じ物ではありません

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(☟参考イメージ:約18000円…これと同じ物ではありません

[rakuten:lifecare-s:10009914:detail]

 
プラ製チェストも、前の家で間に合わせにホームセンターで買っていたもの。
これらのチェストには、タオルや風呂上りの着替え衣類などを入れています。
(☟参考イメージ:これと同じ物ではありません

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このプラ製チェストの天板はあまりにも味気ないので、
たまたま余っていて大きさがピッタリだった桐のまな板を上に置いてあります。

この部屋には小型スチーマーアイロンも置いてあるので、
桐の板はちょうどいいアイロン台にもなっています。
(☟既にメーカー在庫限りになっています
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洗濯物は、その奥のプラ製ラックに大雑把に分類して突っ込んでいます。
こうしておくと、なんかスッキリ片付いているように見えるんです。
が、これもたまたま余ってた物を活用しているだけ。
(☟参考イメージ:これと同じ物ではありません

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そしてタオル掛け。
当初は前の家から持ち込んで壁に打ち付けようかと思ってたんですが、
あまりに綺麗な無垢板の壁に直にネジ止めするのも忍びなく・・・。

そこで、旅館のように床置きタイプのものにしてはどうかと思い立ち、
これだけは新調しました。

(☟参考イメージ:これのlink先87cmタイプです

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横からタオルをスライドして掛けられるので、とっても掛けやすいスグレモノ。
大容量なのにスリムなので、このまま居間のエアコン吹き出し口の前や
ウッドデッキにも持ち出せて、これは正解でした!

その背面の姿見鏡は、ここに洗面化粧台が無いので、
これも前の家から三十年近く使っていたものを持ち込んだものです。
(☟参考イメージ:今なら3000円ほど…これと同じ物ではありません

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この部屋は脱衣場であるとともに洗濯場でもあるので、
できればスロップシンクが欲しかったところですが、2畳しかないので断念。
(☟参考イメージ)

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でも下洗いは隣の浴室でもできるし、なくても特に困っていません。

そして、洗濯機付属の風呂水ポンプを浴槽に浸けやすいように、
浴槽を入口の対面ではなく側面の方に配置したので、
手軽に真冬の翌朝でも35℃ほどある残り湯で洗濯ができます。


さらに棟梁に、たってのお願いで付けてもらったのが、
洗濯機用湯水混合水栓。


合成洗剤を避けて粉せっけんを使いたい場合でもよく溶けるし、
何にしても湯の方が洗浄力が上がるので、これはぜひオススメ!
脱水が終わっても洗濯物は温かいので、乾くのも早いです。
 

[rakuten:krjyusetsu:10000934:detail]

 
ついでに、もひとつ。ここには​原光化学工業のマザータッチ​を常備しています。
天然成分で安全性が高く、洗濯にも入浴剤としても消臭スプレーとしても・・・。
ちょっと高いけど一回使用料は僅かなので、けっこう重宝しています。
 

[rakuten:uzumasa:10006150:detail]

 


今回はやたら商品へのリンクを貼ってしまいましたが、

あくまでもオススメというのではなく、
文章の内容をイメージする一助として挙げました。

個々の商品・製品の話題ではなく、この稿の本題は、
洗濯・脱衣室と洗面所は分離すると、とっても使い勝手がいいよ!
そんなに費用をかけなくても十分使い勝手はいいよ!・・・って話し。

このスペース、一般的な2帖の洗面脱衣洗濯室だと、
洗濯機と並んで洗面化粧台があって、衣類収納スペースがとれません。

だからといって3帖の洗面脱衣洗濯室にすればいいかというと、
私としては2帖の洗面脱衣室+洗面所別途として
正解だったと思っています。

いやぁ、この部屋の写真のように、
散らかった記事になってしまいました!