立冬 … 家の灯し火と街明り ~ そして442年ぶりの皆既月食と惑星食
忙しかったこの秋、1か月半ぶりの投稿となってしまいました。
晩秋からいよいよ冬に入っていきます。
冬至まであと1か月ちょっと。
仕事を終えて帰宅する時間、夏場ならまだまだ日の入り前だったのに、
今は日の入りは5時前なのでもう真っ暗。
そんな帰宅を、我が家の温かい灯りが出迎えてくれると、ホッとします。
この頃はポーチ灯が人感センサーライトになっている家が多いんですが、
暗いなか歩いていると、特に冬場は家からの灯りがないと街が寒々しく感じられます。
そこで家の明りも街並み景観ということで、我が家は敢えて人感ライトにせず、
夜いつも明りが灯っているようにしてあります。
玄関も夜中じゅう薄明りをポッと灯してあります。
しかも天王星食と同時に起こるという、
記録をたどれる4000年間では一度もなかった稀有な天体ショーの夜。
これは見逃すわけにはいきません!
急いで仕事から帰宅し、2階へ駆けあがった19時過ぎ。
東の窓から見上げると、もう半分以上欠けています。
19:16ごろ、食の最大に入り始めました。
この窓の格子の隙間から眺めています。
この窓の格子の隙間から眺めています。
国立天文台のライブ映像では、
20:04ごろ天王星が月の向こう側に隠れようとしています。
20:45ごろ、月がまた光を放ち始めました。
21:00ごろ、月は半分以上見えていますが、
普通の半月の陰とは反対で、暗い側が円いので地球の影だと分かります。
21:20過ぎ、また天王星が月の向こうから現れました。
さすがの百年二百年住宅も、もう無くなってるでしょうね!
ということで、石場建て伝統構法の家のブログではありますが、
願いを込めつつ、ミレニアム天体ショーを記録しておきました。
そして、災害には比較的強い石場建て伝統構法の家ですが、
戦争で廃墟になるなんてことのないよう平和を月に祈りつつ!