大阪で伝統構法の家づくり!・・・石場建て/木組み/土壁 ~今さらマイホーム新築

五十代も後半、自宅を再建新築。 今さら住宅ローン!建売りのローコスト住宅か…。 で、行き着いたのはやっぱり自然素材、地元の工務店。 手刻みの材木、金物をほとんど使わない躯体、美しい木組み。 間取りの打ち合わせがほぼ終わった頃、棟梁がつぶやいた。 「ホンマは石場建てがエエんやけどなぁ・・・。」 「えっ?石場建てってなんですのん?!」・・・ 家造り、伝統構法について、発信していきます。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

気密測定/C値 ~ 石場建て伝統構法の新築で? ・・・ 予想どおり!

このところ、家の断熱・燃費性能を 数値で表すことが一般的になってきています。 例えばQ値(熱損失係数)、Ua値(外皮平均熱貫流率)、C値(相当隙間面積)・・・。 簡単に言うとQ値やUa値は、どれくらい熱が逃げにくい(やすい)家なのか、 C値は、どれくら…

竣工・引渡し ・・・ 初めて過ごした実感 ~ 温熱環境など

一昨年3/10に​日伸建設​の社長さんから石場建ての話しが出て、 この伝統構法によるマイホームのプロジェクトが始動してから2年9か月半。 それから丸1年かけて構想・設計。 昨年3/20に伝統構法にするための​適判を申請​してから1年9か月余。 6/…

照明計画【下】~ 照明を全部点灯してみた ・・・ 明るさが必要なのはむしろ昼間?

今日(12/21)は家の引き渡しを前に、最後の「洗い」が入りました。 無垢材は合成洗剤でゴシゴシというわけにはいかないので、 自然素材の家に精通した職人さんが手掛けます。 とはいえ、その職人さんが言うには、 日常の手入れは、ただ箒で掃いて、雑巾で乾拭…

外構工事ひと段落 … 一応でき上りました ~ 最初から最後まで大活躍の左官職人

11/27稿「​外構にかかっています~石畳と三和土・・・​」以来、 ボチボチ進んでいた外構工事。 ようやく12/17(木)、とりあえず出来上がりの姿を見せました。 「11/26(金)、朝から屋根の瓦を葺いた瓦職人さんが来て、 (表札・郵便受塀に)なん…

照明計画【中】~ 電球だけ!が基本 ・・・ 市販の照明器具は最小限にシンプルコンセプトで

12/11稿「​照明計画【上】・・・​」で、 ソケット+LED電球の自作間接照明について触れましたが、 本体はこれです。 木の枠は余り材、あとは小3の豆電球の知識程度のもの。 そう、「Symple is best!」 この家の基本理念を、照明計画にも応用したもの。 と…

照明計画【上】~ 仄かな灯りが温かさと寛ぎを醸し出す ・・・ 日本の家の照明は明る過ぎ?!

外構が進んで、12/9(木)に見ると、門灯が設置されていました。 ・・・といっても、「門」があるわけではなく、 完全オープン外構なので、表札(まだ無い)と郵便受の組み込まれた塀みたいなもの。 ・・・その灯りを何と呼ぶ? 表札灯? ともあれ、これで…

THE 和?! ・・・ 伝統構法は和室の家? ~ 用を満たした結果としての「和」

11月末(11/28~29)の​内覧会​には、たくさんの方々にご来訪いただきました。 ありがとうございました。 石場建て伝統構法ということに興味を持ってお越しくださった方が 思いのほか多く嬉しかったです。 ただ、構造内覧会ではなく完成内覧会だったので、…