茅葺古民家 … 築百年級の伝統家屋を、解体の危機から救って!~ 急募
2026年1月6日稿「二拠点生活~枚方と南丹」でも触れていましたが、
私の第二の故郷、二拠点生活…京都府南丹市園部町摩氣地区。
(摩氣(まけ)ナビ ☜click参照)
そんな四季折々に美しい表情を見せる摩氣の地に、

大正時代の建築と推定される立派な茅葺古民家が、
引き継ぐ人を求めています。


広すぎず狭すぎず移住者にはちょうどいい大きさの田畑付き。

京都縦貫道園部ICも山陰本線園部駅も、車で10分。スーパーも市役所も、車で5分、

広大な親水公園もすぐ近く、のびのびとした子育て環境。
駐車も10台ほどと余裕。
日当たり良し風通し良し。

11LDK+納戸:約86.5坪
実際に中を見せていただきました。


黒光りする立派な大黒柱、格調あるお座敷。

水回りは現代の物にリフォームしてあって、
立派なシステムキッチン、ユニットバス、洋式WC…!

離れは築五十年ほど?と新しく、それだけでも住むには十分な大きさ。

茅葺の方はそのままにして夏の寛ぎや来客用としても良さそうです。
残置物はまだかなりありますが、すべて撤去していただけます。

農機具も揃っているんで、すぐに菜園も米作りも始められます。
もちろん石場建て。

床下の通気がいいのと、ものすごく立派な柱・梁で、
しばらく前まで実際に暮らしていらしたので、
ただし、戦後の改修で新たに天井が張られており、既に囲炉裏はなく、
茅葺小屋裏は長らく煙で燻されていないのが気がかりですが、
覗いてみることはできず、状態の確認ができませんでした。
これだけ古いので、いちど伝統構法に造詣の深い
専門の大工さんに診てもらっておくのは必須だと思います。
それと、ご近所との良好なお付き合いや、
ほんとうは私が手に入れたいところ…、
南丹市といえば美山の茅葺の里が有名ですが、

ここのトタン缶詰は、古いタイプの千木を頂く美しい形状。
美しい摩氣の里を守りたい!
そんな日本の宝を、どなたかの手で、
普通に暮らすも良し、
私は売主でも仲介業者でもなく、

南丹市のリフォーム補助金の助言もできます。
6年前、枚方の築半世紀古民家を、このブログを通じて救出したことがりました。
2020年5月25日稿「築49年農家屋敷を解体から救いたい!どなたか利用してください!@枚方・大阪」
お陰さまでとっても素敵な方の手に渡って、生き生きと暮らしていらっしゃいます。
本気の方、ぜひご連絡ください!
賀正 … 二拠点生活 ~ 枚方と南丹
木と竹と土と紙の新居に暮らし始めてから、
早くも5度目のお正月を迎えました。
そして、京都・南丹市の築半世紀の古家との
二拠点生活を始めてから、丸1年が経ちました。

年末、南丹市のスーパーに行ったら、見たことのない注連縄?!

地域の人が見たら、変かも?・・・こんど聞いてみよう!
年末は比較的あたたかめ・・・と言っても、南丹の朝は枚方よりずっと冷え込みます。
どんよりした冬空でも、家の周囲の景観は圧倒的に美しい!

それでも1/2の夜からは雪が降り始め、
あれよあれよという間に翌朝には積もりました。

元旦は、枚方の家に親族が大集合!・・・大人9人、子ども5人。
南丹の家なら余裕なんですが、
一応枚方の家が狭いながらも「実家」です。
枚方では毎年恒例、ことほきの素の注連飾りに、庭にあるものを適当に挿し足すんですが、
去年の1/1稿「the実家・・・」を見返してみると、今年はちょっとやり過ぎでした。

孫たちは、2階の畳の続き間で。

這いまわるので畳だと自由度が高いし、
何よりも床スレスレに顔、全身で畳を感じます。
つかまり立ちをするようになったので、飾り棚は危ないね!

まだ10ヵ月。でも畳の良さが分かるのか、どの家にお邪魔しても、
畳の部屋だと落ち着いてる気がするとは、息子の弁。
今日あらためて無垢無塗装の杉板外壁を眺めてみると、
5年も経つと経年変化でいい具合に侘びてきました。
雨が当たったり紫外線の直射を受けたりで、表情が生まれます。

2021.1.13稿「木組み土壁の家の快適性~冬季・・・」の
ほぼ同じ時間の写真と比べれば一目瞭然。
当初は均一で単調な感じだったなぁ・・・と改めて思い返されます。
枚方の住宅密集地では、南丹の家の環境の良さには及ぶべくもありませんが、
今日こうしてPCに向かってブログを更新しながら、
あらためて木と竹と土と紙の家の心地良さを実感しています。

去年の1/1稿「the実家・・・」には、
今年は月1の頻度をめざしたいと思っているところです。
今年もよろしくお願いします。
秋の涼風を寛ぐ … 玄関=現代風(?)縁側 ~ 日本の家の真骨頂
あれからもう半年!
4/18稿「春うららを寛ぐ…大開口の現代風(?)縁側~日本の家の真骨頂」
あのときの思いと同様のことを、今またこの季節になってこの家に感じます。
今年の夏、むちゃくちゃ暑かった!
そういえば去年の夏には、こんな投稿をしていたのが思い出されます・・・。
2024.8.6稿「伝統構法の家は猛暑日にエアコンなし?!…無垢材・土壁・和瓦葺~機械空調に頼らず」
ところが今年の夏は更に暑さが増して、
年賀状に載せたセカンドハウスで1週間の半分ほど暮らしていました。
1/1稿「賀正…the実家~#伝統構法#木組み#無垢材#土壁#自然素材#木と土壁の家・・・」
なので、夏をスッ飛ばして今回の投稿となりました。
ということで、あまりにも暑かった夏。10月になっても30℃を下回らない異常!
けれど今日10/9の枚方の最高気温は27℃ほど。快晴、日本晴。爽やかな秋の風がそよぎます。
1964年から1999年までは10月10日が「体育の日」だったのにふさわしい日和。
ようやくの秋を感じて、全開放の我が家!
玄関土間からリビングまでは、部屋のようであり部屋でないような、あいまい空間。
玄関を開け放っておくと千本格子の建具越しに爽やかな風が入ってきます。
たった2畳あまりの床ですが、4畳半?って広がりを感じさせてくれます。
いや、本三和土の土間を経て屋外と繋がる中間領域で、それ以上の開放感です。
その開放感を得るために、玄関との仕切り建具は、完全に引き込めるようにしました。
天井も玄関まで続いて見えて、木組みが美しいです。
外に向かって開かれたこの空間は、あたかも広縁のようです。
1間幅の上がり框、1間半幅の無垢杉本名栗式台。
ゆったり腰掛けて、風と光に浸ることができます。
そうしていても、奥のリビングとは千本格子の建具で遮られ、
風は通っても視線はあまり通りません。
不意のお客には、古民家の縁側のように、ここで腰掛けて対応することができます。
ここに腰掛けると、前は半間あまりしかありません。
でも、土間もポーチも一体的に同じ本三和土で、窮屈さは感じません。
ここでちょっとした日曜大工作業などもしています。
とはいえ、まだ虫のシーズンは終わっていません。
そんなときは網戸を閉めます。ロックすると、不意に外から開けられることはありません。
銀黒マジックネットのお陰で、中はほとんど見えません
通りからは、ポーチ前の千本格子が、更に視線を遮ります。
4年目後半に入り、日光と雨で色合いが変化し、いい味わいになってきました。
玄関だけでなく、もちろんリビングも、大開放!
この、外に開かれた屋内と屋外の境界があいまいな家の構造は、
平安時代の寝殿造り以来の、千年続いた日本の家の真骨頂と言えるでしょう。
南側に僅かに空けられた猫の額ほどの空間。
庭というほどもありませんが、大切な光と風の通り道。
植えた覚えがないのに勝手に生えている芙蓉。
去年はカイガラムシの被害で咲くどころか丸裸になってしまいましたが、
今年はせっせと除去したお陰でこれからたくさん咲きそうです!
大都市近郊の住宅街。建坪30坪ほどの小さな伝統構法の家。
窓を開け放っていると、校区の小学校から運動会の練習の音が聞こえてきます。
ご近所さんの声や犬の声も・・・。秋の昼下がり、昔ながらの暮らしです。
春うららを寛ぐ … 大開口の現代風(?)縁側 ~ 日本の家の真骨頂
4/13、隣町の交野で開催された削ろう会に行ってきました。
4/12稿「4/12㈯13㈰削ろう会全国大会大阪交野大会…ガッカリ万博も開会~伝統木造を守る?!」
我が家を建ててくれた地元の日伸建設が事務局。お陰さまで大盛況!
それにしても大阪・関西万博、初日こそ大入りだったものの、そのあとは入場者激減とか。
ニュースを見ていると問題点噴出だし、能登の震災復興に労力や資材を回すべきだったんでは?!
このせいで住宅価格も高騰してるようですが、何よりカジノのインフラ整備のための万博なんて!
削ろう会で盛り上がった翌々日4/15(火)、私は手術のため入院。鼠経ヘルニアの手術。
手術が怖くて十数年放置してたんですが、一昨年末に大手術をしてもう手術は平気になった?!
2023/12/29稿「入院中の病室の窓から…家づくりの気づき~窓からの光をどう楽しむか」

東に生駒山系が見えるのが北河内・枚方の原風景。
病院からはよく見えます。マンションからならいつでも見える光景でしょうけど、
戸建ての我が家からは全く見えません。
それでも今日4/18(金)退院して帰ってきた、木と土と竹と紙でできた我が家。
高層階からの景色よりも癒されます。
春ののどかな陽射しのなか、窓を全開にして、まずは庭の土いじり。
春と秋。網戸なしで全開放できる一年に二度の貴重な時候。
猫の額の庭ですが、妻が大好きなヤマブキをシンボルツリーにしました。
植えたときは小さな苗木だったものが、ワッサワッサになりました。
2021/5/22稿「シンボルツリー(?!)・・・入居半年後にして植付け~植木職人の技から始まる庭づくり」
このヤマブキを眺めるため?に大開口にした掃出し窓、実は
他は樹脂アルミ複合サッシのところ、ここだけは木製サッシにしたかったものが、
どうしても予算の都合でアルミサッシになってしまったのが残念!
ウッドデッキとさらに一体化するよう、木質化を模索しているところ・・・。
と思って早ズボラ3年、遠からずDIYを記事にしたいと思っているのですが・・・。
我が家にはもう一か所、大開口の縁側的なところががあります。
それが玄関。どうしても両開きに!とお願いしたところです。
今の季節は網戸は要らないんですが、ここは網戸も木製。
この網戸、外からは開けらないようになっています。
玄関ホールと居間は、全開にできる格子戸で仕切ることができるようにしてあります。
玄関の外側にも格子があるので、前の通りからは中は見えません。
この手彫り名栗の式台に腰かけて、通りで遊ぶ子どもたちの声を聞いているのも、
街の活気が感じられて我が家で最も気に入っているところの一つ。
2020/8/10稿「京名栗 杉の玄関式台~京都京北 原田銘木店の名人技」
土間は、土とニガリを混ぜて突き固めた本物の三和土(タタキ)。
我が家が木と土と竹と紙でできた家たる所以の一つです。
2020/10/15稿「三和土 たたき タタキ・・・本来の土間~日本の住居の原点」
天然乾燥の木と自然の土に囲まれて外と繋がる家。
新建材に密封されて数値上の「性能」を追求するような家と、
その心地よさは比べるべくもありません。
4/12㈯13㈰削ろう会全国大会大阪交野大会 … ガッカリ万博も開会 ~ 伝統木造を守る?!
今日4/12(土)明日13(日)は、待ちに待った「削ろう会全国大会大阪交野大会」。

2021年の京都亀岡大会に見に行きましたが、
(☞2021/11/14稿「削ろう会全国大会㊗優勝 … 我が棟梁! ~ 伝統の大工技能を磨く」)
ミクロンの透けて見える鉋掛けをするさまは、圧巻です。

(☝昨年春のプレ企画)
体験コーナーや飲食の模擬店もあって、子どもたちも楽しめます。
ちょうどこの土・日は、大阪関西万博の開会式・初日。
今朝のテレビは、万博の話題テンコ盛り。
でも地元大阪でも、ほとんど盛り上がりを感じません。
というのも、大阪湾の埋め立て地「夢洲」にカジノをつくりたいがために、
インフラ整備を税金で賄おうというのがこの万博だから。
しかも「大阪都構想」同様、ウソにまみれているから。
そのひとつ、もっともガッカリしたのが、
大阪関西万博の目玉、ギネス世界最大の木造建築「大屋根リング」。
清水の舞台と「同じ」伝統工法だと?!

その構想が発表されたとき、本当にワクワクしたものでした!
(☞2022/07/19稿
「大阪・関西万博のシンボルが世界最大級の木造建築って … しかも伝統的構法 ~ 我が家と同じ!規模違い過ぎ!!」)
なのに、国産材の振興などと言いながら、ほとんどフィンランドからの輸入材。
しかも集成材、ボルト止め。会期の半年もてばいいという設計。
何百年もつ日本の匠が受け継ぎ発展させてきた古来の伝統工法とは似て非なるもの!
デザインはアップル本社のパクリ疑惑が言われてるし、

雨曝しの集成材だから雨滲みがひどいのは言わずもがな。

とてもじゃないけど何十年さえもちそうにないし、木材の再利用なんてできない。
マスメディアは協賛してるから、ネガティブなことはほとんど報道しない。
けど、大阪はウソとゴマカシがまかり通るということを世界に晒すような大阪関西万博。
1970年の大阪万博に胸躍らせた世代だけに、本当にガッカリさせられます。
伝統工法の担い手の匠たちが全国から集まる
「削ろう会全国大会大阪交野大会」
大阪に来るなら、紛い物の万博より、本物に出会える「削ろう会」!
賀正 … the実家 ~ #伝統構法 #木組み #無垢材 #土壁 #自然素材 #木と土壁の家 ・・・

(昨年末、息子の家のすぐ近くの畑付きの古家を、縁あってセカンドハウスにすることができました。)
一昨年12/8に肝臓癌の摘出手術をし、
そんな病院通いの続く一年間、ブログの更新も滞りがちでしたが、

(これはウチではなく、名古屋の石場建てです。)
さて新年を迎えて、恒例のことほきのしめ飾り。

そしてこれまた恒例の、the実家しつらえ。

たった6畳+8畳に、大人こども親戚十数人が集まります。

(これについても、稿をあらためて・・・。)

しばらくブログの更新を怠っていたので、ネタが溜まっています。
伝統構法の家は猛暑日にエアコンなし?! … 無垢材・土壁・和瓦葺 ~ 機械空調に頼らず
今日は朝から照り付ける太陽! グングン気温が上がり・・・

帰宅した14時ごろには、このところ連日のように体温を超える猛暑。
我が家の2階インナーバルコニー(日陰)で外気温は36.9℃=この日の最高気温。


これを涼しいというか?

軒が深いので腰高窓には陽は射しませんが、

(↑スリットシャッターと障子を少し開けてみたところ。)
32℃台といえば、大阪の1970(昭和45)年8月の最高気温はだいたい33~せいぜい34℃台。
(↑気象庁の統計より)☜気象庁link

そんなことを思いながら、最高気温の時間をあの頃のように扇風機だけで過ごしてみました。
さて2階はといえば、今日14時の室温は・・・さすがに暑い!34.4℃。

でも、このところの連日の体温を上回る気温のことを思えば、
鹿嶌さんのおっしゃるように、
我が家も外気温が30℃台前半の時季は、室温は30℃未満だったので、エアコンは不要でした。
(6/11稿「窓全開…最高気温31℃~遅い梅雨入り」参照)
猛暑日に停電しても、クーラーが故障しても、なんとかなる・・・。

もちろん窓は全開のまま。軒が深いので、雨は入ってきません。
<8/7追記>
鹿嶌さんがおっしゃるには、
土壁・土葺き屋根・長い軒・木製建具・通風計画・・・等、
エアコンを使わないで生活する為に考えられる事は全て設計の段階で取り入れたので、
エアコンはどの部屋も設置しておらず、よく風が通るけど無風の時は扇風機い、
窓は全開にして網戸もなく、寝間は蚊帳を使っているそうです!
※お問い合わせ・・・『木と土と風の家 家工房』


