大阪で伝統構法の家づくり!・・・石場建て/木組み/土壁 ~今さらマイホーム新築

五十代も後半、自宅を再建新築。 今さら住宅ローン!建売りのローコスト住宅か…。 で、行き着いたのはやっぱり自然素材、地元の工務店。 手刻みの材木、金物をほとんど使わない躯体、美しい木組み。 間取りの打ち合わせがほぼ終わった頃、棟梁がつぶやいた。 「ホンマは石場建てがエエんやけどなぁ・・・。」 「えっ?石場建てってなんですのん?!」・・・ 家造り、伝統構法について、発信していきます。

木製ベッドDIY … 病気療養の必要に迫られて ~ 老後に向けても

今日は3/30、久しぶりに朝から晴れの土曜日。
朝の最低気温は12℃、一昨日ぐらいまでは最高気温がそんなもん。
今朝まで全館暖房用の1階のエアコンだけは20~22℃設定で24時間点けっぱなしでしたが、
今日は最高気温20℃超えの予報。朝起きてエアコンを切って、名実ともに春を迎えました。
 
東の窓に朝陽が射し、気分も浮かれます。

今日は近所の桜並木で桜まつり。3月当初の開花予報は3/25頃だったので、
この土日にお花見を計画していた人も多かったんじゃないでしょうか。
ところが! 暖冬だった割には3月に入ってからずっと寒く、まだほとんど咲いていません。

私は​3/28稿「杉皮塀DIY・・・」​に書いたように入院からの病み上がりで、
花見って気分でもないのですが、それでもこれから一気に咲きだすのが楽しみになる陽気。
ウッドデッキに出てみると、窓の格子を照らす朝陽が心地いい。
近所の子どもたちが繰り出してきてワイワイ。気分も自ずと明るく前向きになります。

手術の合併症による2度目の入院から帰宅したのが、2/6。
今日の投稿は、その時に​Instagram​と​Facebook​にアップした内容です。
かなり時機を逸してしまいましたが、遅ればせながら、その文章をぼぼそのまま引用します。

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2/6、ようやく退院。息子が迎えに来てくれて、我が家に帰ってきました。
自宅療養にはベッドが必要との医者の指示により、
息子がその日のうちにベッドを作ってくれました。(​3/28稿​の杉皮塀を作ってくれた息子です。)
これまで畳にスノコを敷いて布団に直に寝ていたんですが、
穿刺ドレナージからの排液のために高低差をつけないといけなくなったんです。
年齢的にそろそろベッドかなぁ…とも思っていたので、ま、潮時でしょう。

そのスノコがそのまま利用できるように採寸して、ベッドにしてくれました。
日暮れまでに9割方できあがり、さっそくその夜の就寝に何とか間に合いました。

翌2/7は、晴れたり降ったり不安定な天気。ふと気付く・・・

冬至ごろは南側に迫った隣家に低い太陽が隠れていたんですが、
立春を迎え、隣家の屋根の上に太陽が出てる!

19日間も家を離れていて、この少しずつの変化が感じられなかったのが残念です。

真冬には午後には陽が射さなかったのに、
午後からもこうして部屋に日光が入ってくると、春を感じます。

今日は11℃を超えて、窓全開でも陽が射せば寒さは感じません。
一昨日は東京は大雪で大変だったようですが、大阪はあんなことには例年ほとんどなりません。

なんで大阪で北国仕様の高気密高断熱住宅が必要なのか・・・?
高気密高断熱は否定しないけど、北国仕様の数値を追いかけても無意味じゃない?
無垢材・土壁・石場建ての家で、特に寒さに困ることはないんですけどねぇ・・・。

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そして2日後の2/9には息子がまた来てくれて、妻のベッドも作ってくれて、
お陰で二人とも寝起きがすごく楽になりました。

畳と土壁と障子の和室の雰囲気を損なわず、いい感じです。

それにしても、2/7は11℃で温かく感じていたんですねぇ・・・今日3/30の最低気温より低い。
20℃を超えた正午ごろ。掃出し窓を全開。今日の最高気温は22℃。

冬場は南隣の隣家の影に入って陽が当たらず、夏場は深い軒が日射を遮るので、
春と秋が我が家はいちばん明るい季節です。

いちばん隣家が込み合っている南西側にも陽が射します。


陽気に誘われて、昼間は庭いじり。どうも黄砂が・・・目が少しかゆい。
夕方のニュース・・・大阪でやっと今日、桜の開花宣言
殺風景だった我が家の庭も、芽吹き始めました。