大阪で伝統構法の家づくり!・・・石場建て/木組み/土壁 ~今さらマイホーム新築

五十代も後半、自宅を再建新築。 今さら住宅ローン!建売りのローコスト住宅か…。 で、行き着いたのはやっぱり自然素材、地元の工務店。 手刻みの材木、金物をほとんど使わない躯体、美しい木組み。 間取りの打ち合わせがほぼ終わった頃、棟梁がつぶやいた。 「ホンマは石場建てがエエんやけどなぁ・・・。」 「えっ?石場建てってなんですのん?!」・・・ 家造り、伝統構法について、発信していきます。

4/12㈯13㈰削ろう会全国大会大阪交野大会 … ガッカリ万博も開会 ~ 伝統木造を守る?!

今日4/12(土)明日13(日)は、待ちに待った「​削ろう会全国大会大阪交野大会​」。


会場は、大阪・交野市、​いきいきランド交野​。


我が家を手掛けてくれた棟梁、
なんと「削ろう会」薄削り鉋掛けで全国優勝した経験の持ち主!
手刻みの我が家の柱は、3年以上たって今も艶光りしています。


2021年の​京都亀岡大会​に見に行きましたが、
(☞2021/11/14稿「削ろう会全国大会㊗優勝 … 我が棟梁! ~ 伝統の大工技能を磨く」)
​トップクラスの腕利きの大工さんたちが全国から集まって、
ミクロンの透けて見える鉋掛けをするさまは、圧巻です。


(☝昨年春のプレ企画)
体験コーナーや飲食の模擬店もあって、子どもたちも楽しめます。
JR河内磐船・京阪河内森から徒歩圏、第二京阪高速交野南ICすぐと交通の便もいいので、
ぜひお誘い合わせのうえ行ってみては?オススメです!

https://kezuroukai-katano.to-ryou.com/
https://www.instagram.com/kezuroukai_osaka.katano/


ちょうどこの土・日は、大阪関西万博の開会式・初日。
今朝のテレビは、万博の話題テンコ盛り。
でも地元大阪でも、ほとんど盛り上がりを感じません。

というのも、大阪湾の埋め立て地「夢洲」にカジノをつくりたいがために、
インフラ整備を税金で賄おうというのがこの万博だから。
しかも「大阪都構想」同様、ウソにまみれているから。

そのひとつ、もっともガッカリしたのが、
大阪関西万博の目玉、ギネス世界最大の木造建築「大屋根リング」。
清水の舞台と「同じ」伝統工法だと?!


その構想が発表されたとき、本当にワクワクしたものでした!
(☞2022/07/19稿
「大阪・関西万博のシンボルが世界最大級の木造建築って … しかも伝統的構法 ~ 我が家と同じ!規模違い過ぎ!!」)


なのに、国産材の振興などと言いながら、ほとんど​フィンランド​からの輸入材。
しかも​集成材​、ボルト止め。会期の半年もてばいいという設計。
何百年もつ日本の匠が受け継ぎ発展させてきた古来の​伝統工法とは似て非なるもの​!

デザインはアップル本社の​パクリ疑惑​が言われてるし、

雨曝しの集成材だから​雨滲み​がひどいのは言わずもがな。

とてもじゃないけど何十年さえもちそうにないし、​木材の再利用​なんてできない。

マスメディアは協賛してるから、ネガティブなことはほとんど報道しない。
けど、大阪はウソとゴマカシがまかり通るということを世界に晒すような大阪関西万博。
1970年の大阪万博に胸躍らせた世代だけに、本当にガッカリさせられます。

伝統工法の担い手の匠たちが全国から集まる
「削ろう会全国大会大阪交野大会」
大阪に来るなら、紛い物の万博より、本物に出会える「削ろう会」!