SDGs
私は脱原発の立場から、また災害時への備えの観点から、 できるだけ電気の消費量を抑える、 できるだけ電気なしでも暮らせる家づくりを考えてきました。 そこで、冷暖房はエアコンに頼りながらも、 エアコンなしでもなんとかなる家という意味で、 伝統構法・・…
先週土曜日3/12から最高気温が25℃を超え、 以来久しぶりにエアコンを止めたまましばらく過ごしていました。(階段↑とスノコ吹抜け↓で空気が循環し、家じゅうの室温がほぼ均等です。)そしてこの季節は、杉花粉の大放出! しかも黄砂の大量飛来!以前住…
今日2/26から春が始まったって感じで、久しぶりに最高気温が10℃を越えました(13℃)。 これから当分は春めくとの予報。・・・で、梅が咲く時候といえば、花粉症の時期でもあります。 昨年はまったく花粉症の症状が出ませんでしたが、今年は・・・? 無垢材土壁の家…
一年前を振り返ってみれば、ちょうど外構工事が終わって、屋内の最終洗いの頃。 この寒い時季、職人さんたち、本当によく頑張ってくださいました。(参照:2020/12/19稿「外構工事ひと段落~最初から最後まで大活躍の左官職人」) そして今朝12/18、昨夜か…
先週までの小春日和はどこへやら・・・。 今週に入ってから一気に12月並みの冷え込み。 最高気温が15℃前後、最低気温が10℃に届かないの日が続くと、 さすがに1階の床置きエアコンだけでは、22℃設定にしても、 2階は20℃に届かず19℃台。 それでも、家じゅう…
秋分の日から1か月。すっかり夜明けが遅くなりました。 東側が高い造成地にある我が家。この時季になると東向きの玄関にはなかなか陽が射しません。 それでも格子戸なので、けっこう明るいんですけど・・・。今朝は8時になって、ようやく屋根に陽が射し始…
木と竹と土と紙でできた我が家、今日のお題は2つ。 「室温が30℃でも、エアコンなしでなんとかなる。」 「冷房をかけようがかけまいが、湿度はほとんど変わらない。」 8/9稿「西陽を生かす、灯りを生かす・・・」の最後に 「一昨日8/7は立秋。まだ夏のピー…
今日も雨が降ったり止んだりでしたが、朝は結構涼しかったので、 試しに家中の窓を空かしてエアコンなしのまま夕方に帰宅したら、 室内はだいたい28℃/70%ぐらい(不快指数78ぐらい…やや暑い)。 枚方は最高だいたい31℃/90%だったので、この数値は御の字…
無垢の木と竹と土と紙のこの家。 暮らし始めて半年が経ちました。 1年で最も寒い時季から最も蒸す時季まで、 これまでブログでこの家の温熱環境にちょくちょく触れてきました。 この稿では、それらを記録の意味で抜粋し、まとめてみました…
ゴールデンウィークの新型コロナ緊急事態宣言のなか、 我が家を手掛けてくれた日伸建設の棟梁たちは、 工房に籠り次に建てる家の手刻みに励んでいたのでした。 そんなお出かけ自粛のなか私たちは建築現場を訪ねたことは、 5/2稿「・・・日伸の建売りづく…
今日4/25(日)は、爽やかを絵に描いたような春真っ盛りの陽気。 冬物のウールの着物を洗濯して、ウッドデッキに干しました。外は実測湿度22%、気温も朝のうちに20℃超え、陽射しもあってよく乾きます。 さて、今日は友だちの「にしけんファミリー」が遊びにき…
昨年末、人気番組「ポツンと一軒家」の制作スタッフから問い合わせがありました。 私の昨年1/27稿「間伐ボランティア体験」に載っている放置人工林の写真を番組で使わせてほしいとのこと。 けれど、当の写真は私が撮ったものではないことと、 元のサイズ…
このところ、家の断熱・燃費性能を 数値で表すことが一般的になってきています。 例えばQ値(熱損失係数)、Ua値(外皮平均熱貫流率)、C値(相当隙間面積)・・・。 簡単に言うとQ値やUa値は、どれくらい熱が逃げにくい(やすい)家なのか、 C値は、どれくら…
一昨年3/10に日伸建設の社長さんから石場建ての話しが出て、 この伝統構法によるマイホームのプロジェクトが始動してから2年9か月半。 それから丸1年かけて構想・設計。 昨年3/20に伝統構法にするための適判を申請してから1年9か月余。 6/…
今日8/9は長崎の原爆の日。 日本は、二度も原爆を落とされた。そこまで当時の日本は戦争を泥沼化させた。 2つの都市が壊滅し、たった2発で亡くなった方は21万を数えるという。 そして今も被爆の後遺症で苦しむ方がいらっしゃる。過去の歴史ではない今。 …
昨日8/7夜8時NHK Eテレ、 あしたも晴れ!人生レシピ「夜ぐっすり朝すっきり 中高年の快眠ライフ」を見てたら、 専門医が考える「理想的な寝室」として 珪藻土と炭の塗壁で睡眠の質が向上するという実例が紹介されていました。 アレルギー性鼻炎も解消す…
「石場建て」「伝統構法」一般の人には、馴染みのない言葉だと思います。私も実は知りませんでした。ところが調べ始めたら、学びきれないほどのたくさんの情報があって、驚かされました。先日いつものように何気なく家づくり関係のYouTube番組を見ていました…
石場建て伝統構法の新築現場の方は、床板が張り終わったので、週末は封鎖。この土曜と月曜は、棟梁は工房にこもって造作作業。現場はお休み。さて、いつものYouTube「ラクジュ建築と不動産」 題して【なぜ?建売は性能悪い!】 設計工房ラクジュの本橋哲幸…
去る5月末日に窓サッシの設置を終え、 次に6月2日(火)から始まったのは、床断熱材張り。 3日(水)のユニットバスの据付けをはさんで、 断熱材の施工に5日までの3日間かかりました。 2階の床はクローゼット等を除きほとんど全面が畳敷きになる…
kongou2002.hatenablog.com からの続き・・・ xtech.nikkei.com 【軒ゼロのリスク】(第1に、・・・) 第2に、 日射に関するリスクです。 軒が無いと、直射日光の制御ができないということです。 日本はヨーロッパと違って緯度が低いので、太陽が高いで…
kongou2002.hatenablog.com からの続き・・・【軒ゼロのリスク】 次に、軒の無い家のリスクを少し見ていきましょう。 第1に、 日本は雨が多いということに伴うリスクです。 平たい陸屋根は雨が流れにくくて日本に向かないのは誰でも分かりますが、 軒の有…
標題、日経ホームビルダーの2016年12月号のタイトルから そのままいただきました。すみません。 で、「それでもやる?」…って? もう4年近くも前の問題提起! ウチと同時期に建て始めた町内の家。 「 地域密着!地元の工務店がんばれ…先を越されて思…
今日4/29は、畳の日だそうです。 近所の畳屋さんでいただいた畳の切れ端を解いて、 地元の支援学校の高等部の生徒と一緒に、 ちょっとした飾りを作ってみました。 全国畳産業振興会によると、畳の日は年に2回あるそうです。 春=4月29日 畳の原材料イ…
荒壁付けから4日目にして、ほぼ好天が続いたこともあり、 外壁の壁土はボチボチ乾いてきました。 私が塗ったところも、 今朝はこんな感じ。 色は青緑灰色から白っぽく土色に変化し、ヒビが一面に。 乾く・・・つまり水分が蒸散するということで、 塗りたて…
竹小舞の壁が組まれていくにつれ、 それがアジアの民家とつながっているということを実感したことは、 3/18の記事「竹の家・・・竹小舞/えつり掻き~土壁」で述べたところです。 (↑竹屋さんが作業効率を上げるために自ら考案した仮置き具) それで東…
エツリを掻く・・・こんな言葉をご存じでしょうか。 エツリとは、竹小舞のこと。土壁の下地になります。 それを編んでいくことを、掻くと言うそうです。 自分の家でこれをすることになるまで、 そんな言葉は知りませんでした。 こんな古い壁は見たことがありま…
花粉症の時季まっただ中ですねぇ! さて、2/20の上棟から2週間。 あの建て方の1週間のお祭り騒ぎ(?)から一転して、 毎日コツコツ日伸建設直属の大工さん3人で、 主に屋根仕舞いの作業をやっていて、 しかもすっかり養生幕で覆われてしまっていて、 …
今日2/26は、屋根に断熱材を張りました。この話題は、石場建て伝統構法に限った話しではないのですが、この家はいわゆる屋根裏空間は無いので、屋根断熱は重要です。 建て方のときに、屋根勾配なりの天井板は張ってあったのですが、 それはあくまでも内装の…
ようやく上棟のときを迎えた、この2月20日。 思い返せば、石場建ての話しが日伸建設の親方の口をついたのが 2018年3月10日のことだったので、ほぼ2年前! 来たるべき南海トラフ大地震に耐える家を考えていた私たちは、 すぐに伝統構法につい…
今日(2/17)は、ついにその日が来ました! 建て方初日。 朝7時には棟梁がやって来て、下準備。 夜中まで雨が降っていたので、 基礎や材木に掛けてあるブルーシートはビショビショ。 それでも今朝はすっかり雨が上がって陽が射し始めます。 8時には、応援の…