ユニットバスの壁面に無垢板を張ってみた … DIY ~ 木の家のユニットバス
2023年の今もウクライナでは戦禍が続くなか、1945年の今日8/14は、
あれから78年、先の大戦を人類最後の戦争とするべきだったのに・・・。
息子は駆け出しの木工(刳物・漆芸)作家で、自宅に工房があって、
地元の廃業した大工さんから廃材をいただいたというので、見せてもらいました。
その内のフローリング材を利用して、我が家のユニットバスの壁の一部を板張りにしようと思い付いて、
天然乾燥、もう十年は寝かせてあったものでしょうか。
日焼けして赤く色づいてしまっていて、一見なんの樹種か分かりにくい。
けど、どの面を見ても節のない柾目! すごく良い材のようです。
これまた別の廃業した大工さんから譲っていただいたという年代物の鉋(カンナ)盤をかけてみます。
すると、ものすごくいいヒノキの芳香が立ちます!
いや、檜にしては香りが強すぎるというか・・・もしかして檜葉/明日檜(ヒバ/アスナロ)?!
それならヒノキチオールの効果により耐久性・耐水性が非常に高く、
まな板や桶などにも使われるほどですから、風呂にはうってつけかも!
またα-ピネンによりストレスを和らげ、気持ちをリラックスさせる効果もあるようです。
給湯追い炊きコントローラーのところを、鑿(ノミ)でくり抜いてもらいました。
工房には糸のこ盤もあるのですが、手引き鋸(ノコ)と鑿の方が早いそうです。
工房には糸のこ盤もあるのですが、手引き鋸(ノコ)と鑿の方が早いそうです。
そして今日、さっそくユニットバスの壁に張ってみました。
といっても、ユニットバスですから、釘では打てません。
そこで、こんな両面テープを使ってみました。
そこで、こんな両面テープを使ってみました。
(これと同じ物ではありません。)
(これと同じ物ではありません。)
耐久性は分かりませんが、貼り付けてみると、ちょっとやそっとでは剥がれそうにありません。
貼りそこなうと、やり直しが大変です!・・・ま、とりあえず3年もてばいいか。
屋外可・防水と表示してあるし、はがしても跡が残らないらしいので、また貼り直せます。
これがビフォー。このユニットバスについては、2022/2/19稿
「極楽!肩湯…我が家のスパージュ~木組み土壁の家のユニットバス」に掲載してありますが、
なんか湯につかって正面が殺風景な気がしてたんです。
で、木張りにしてみた、これがアフター。
天井まで張ることもできたんですが、裏に通気層をとったので、
粘着力が弱ってきてもし倒れてきたら危険なので、下半分、正方形にしてみました。
もうちょっと色の薄い樹種でも良かったし、節があった方が味があったのかもしれませんが、
なんせたまたま手に入れた板なので、贅沢は言えません。
天然乾燥、しかも素人細工なんで、反りも隙間もあるのはご愛嬌!
天然乾燥、しかも素人細工なんで、反りも隙間もあるのはご愛嬌!
上辺に見切り材を当てた方が腰壁としてはカッコがつくんですが、
敢えて無しにして、空気が抜けやすく水はけをよく・・・を見た目より優先しました。
ちょっと取って付けた感が強すぎたかな?
ちょっと取って付けた感が強すぎたかな?
でも、湯に浸かったときの視界として、
浴槽の右横の石目模様だけでなく、温かみがでたように思います。
で、ほのかに木の香りも漂います。
で、ほのかに木の香りも漂います。
今晩、今から風呂にしましょう。濡れたらどうなるかな?
妻には内緒で施工したので、どう言われるか・・・!