夏の夜を彩る、満月を愛でる ・・・ 家の灯りと月の明り ~ 夜の街並みの景観
猛暑の7月24日(土)、この日は一粒万倍日。
想い返せば1年半前の2020年2月21日、この日も一粒万倍日。
夕方から妻と久しぶりにお出かけ、ザ・シンフォニーホール。
夜、家路に東の空を見上げると、素晴らしい満月「バックムーン」。
アメリカの先住民が名付けた名称で、
今は雄鹿(Buck)の角が生え変わる季節なので、そう呼ばれるようになったそうです。
今は雄鹿(Buck)の角が生え変わる季節なので、そう呼ばれるようになったそうです。
明るく賑やかな駅前の繁華街を抜け住宅街に入って行くと、
すっかり辺りが静かに暗くなります。
月明かりの空に、家々の陰が浮かび上がります。
その道すがらの家々の窓から漏れる灯りには、温かい暮らしが感じられ、
また我が家に帰り着いたときに目にする灯りには、
ホッとした心持ちになります。
住宅地の街並み。
昼間の街並みは家の形や色合いや質感などが大きな要素になりますが、
夜の街並みは家々の窓から漏れる灯りがそれを演出するように思います。
家を建てるとき、街並みの景観に思いを巡らせますか。
ましてや夜の街並みの景観にまで!
憧れの!ヨーロッパの街並みは、どうしてあんなに美しいのでしょう・・・。
我が家に帰ってきました。
「ただいま!」って、心が安らぎます。
ガラリの採風雨戸からも灯りが漏れ、
中は見えずに暮らしの気配を外に伝えます。
(余談ですが、ガラリって、英語のgrill(焼き網)が訛ったって説があるそうです。)
ご近所の障子灯り。いつも通りすがりに、いいなあと目がいきます。
多分ここは洋室(?)、やっぱりカーテン越しより障子越しの方がスマート!
障子は内からも外からも美しいなぁとしみじみ思います。
その夜半、~25日(~日)には、満月がぼぼ南中。
ちょうどいい高さで、月明かりが室内に煌々と射し込み、
格子吹抜けを照らします。
インナーバルコニーは、設計では想定外の、我が家の観月楼。
猛暑日だったことを忘れる爽やかな夜風(といっても28℃近くあるんですが。)
寝室にもガラリ雨戸から月光が寝床に射し、すごく綺麗です!
けれどスマホでは、まったく見えているようには写りません・・・。
いい日になりました。おやすみなさい。