今月は、この石場建て伝統構法で新築した我が家に入居して1年目。
昨年の1/16(土)~17(日)に引越しして、ちょうど1年目ということで
ブログを更新しようと思ってたのに、バタバタ忙しく月末になってしまいました。
さて無垢無塗装杉板の外壁は、ひと夏越して、どう色が変わったでしょうか?
さて無垢無塗装杉板の外壁は、ひと夏越して、どう色が変わったでしょうか?
上が2021/1/4。正月明け早々、棟梁がウッドデッキを作ってくれているところ。
下が2022/1/31。時間は上が10時前で下が11時半頃で、影の映り方が違いますが、
を見返してみると、「引越しも2~3か月かかりそうな予感」って書いていますが、
2021/3/19稿「伝統構法の家の住み心地:真冬の温熱環境~無垢材と土壁の心地よさ」
今あらためて真冬の温熱環境を調べてみると・・・。
エアコンは家じゅうで1台、1階の14畳用の床置きエアコンを
22℃設定で24時間点けっぱなしです。
最高気温10℃以上、最低気温5℃以上の日は、
室温は、1階は20℃台、2階は19℃台。
最高気温10℃未満、最低気温5℃未満の日は、
室温は、1階は19℃台、2階は18℃台。
・・・いつでも概ねこんな感じです。
2階の主エアコンは、息子一家が泊まったときに使っただけ、
・・・いつでも概ねこんな感じです。
2階の主エアコンは、息子一家が泊まったときに使っただけ、
寝室の補助エアコンは、室温18℃ほどのときに、たまに3時間ほど点けています。
1階の暖気は、この格子吹抜けと階段室から2階に導かれ、
2階小屋裏のシーリングファンで攪拌されるので、
どの部屋に行っても温度差はあまり感じません。
どの部屋に行っても温度差はあまり感じません。
エアコンの暖気が全く及ばないトイレと脱衣場は、いつも16℃台。
その都度、人感センサーでセラミックヒーターが点きます。
同じく玄関土間は、いつも10℃台。
室内とは引戸で仕切られていて、玄関に出るとヒヤッとしますが、
その都度、人感センサーでセラミックヒーターが点きます。
同じく玄関土間は、いつも10℃台。
室内とは引戸で仕切られていて、玄関に出るとヒヤッとしますが、
外から帰ってくるとホッとする温かさで木の芳香に包まれます。
・・・というように、室温は昨年とほとんど変わらないと思うのですが、
昨年と明らかに違っているのが湿度!
昨年は湿度が40%を下回ることはないと書いていますが、
昨年は湿度が40%を下回ることはないと書いていますが、
今年は日によって38%まで下がる日があります。
土壁が1年たってすっかり乾いてしまったんだろうと思われますが、
やはりエアコンの除湿力の影響も大きいでしょう。
逆に、エアコンをかけっぱなしでもそれ以上には下がらないのは、さすが土壁?!
40%を切ったときは、さすがにエアコンの上に濡れタオルを吊るしたり、
電熱風炉釜でお湯を沸かしたり、補助的に小さい加湿器(※)も使ったり。
それにしても、無垢無塗装杉板のフローリングは、快適です。
ちょっとした傷や水の滲みができたり、継ぎ目が微妙に開いたりと
多少の変化はありますが、肌触りといい温かみといい、合板の比ではありません。
素足でも・・・暖かいと言えば嘘になりますが・・・冷たくはない。
杉は柔らかく空気を含んでいるので、
足裏の体温がフローリングに逃げないんだそうです。
しかも杉には、身体の免疫を上げる効果のあることが、分かってきているそうです。
病気がちで弱っていた老犬が、実際この1年この無垢杉板の上で暮らしてきて、
明らかにずいぶん元気を取り戻しています。
このことについては、2021/6/13稿
でも述べましたが、また近いうちに別の視点からも取り上げようと思います。
(※小さい加湿器)