この石場建て伝統構法、木と竹と土と紙の新居に、
昨年の正月明けから暮らし始めてほぼ1年。
初めてのお正月を迎えました。
玄関先には「ことほき」の創作しめ飾り、
庭先にあるものを足してアレンジ。
(掛けるときに南天の赤い実がポロポロ落ちてしまい、万両の赤い実を付け足しました。)
9時をまわって、ようやく朝陽が射してきました。
今朝は冷え込んでまだ3℃台、でも風もなく晴れて、穏やかなお正月日和。
良い年明けを迎えることができました。
さて、昨年1年間、このブログに投稿すること52回。
今どきの新建材で密閉し機械換気に頼った高性能高気密高断熱住宅とは敢えて逆をいく、
日本古来の現代的建築手法による家の四季を通した実際の住み心地を綴ってきました。
書くに当たっては、集め読みあさった百冊を超える関連書籍もですが、
それ以上にたくさんのインターネットの情報から学ばせてもらいました。
そういえばテレビは、地上波もBSも放送はあんまり見なくなりました。
どのチャンネルも芸のないタレントのバラエティ番組を垂れ流しているテレビ放送。
番組は「制作」するもんだと思っていましたが、
放送局は今や「製作」しているだけなんじゃ?
そんなものを見ている時間があったら、YouTubeの方がよほどためになる。
YouTubeもピンキリではありますが、「制作」している思いが伝わる。
それらのなかで昨年とってもおもしろかったのは、
職人がつくる木の家ネットの「職人リレートーク」でした。
我が家と同じような家を真摯に建てている
大工・職人や建築士や会社が、全国にこんなにたくさん!
「そんなん今どきできまへんでぇ!」・・・住宅メーカーの営業はウソ。
住宅メーカーは、家を「製作」してるんですよね。
家を「制作」「創作」している大工さん職人さん建築士さんの思い、
実際暮らしている体験が、「職人リレートーク」からは生々しく伝わってきます。
そして、我が家のような家を、本来の日本の家をつくっている大工・職人や建築士や会社は、
木の家ネット以外にも、全国的に見れば意外とたくさんあるということも知りました。
我が石場建て伝統構法、木と竹と土と紙の家を建てた日伸建設もその一つ。
大阪府に何社あるでしょうか・・・5社に満たないかも?
それでも、無いわけじゃない!・・・そんなにあるんですよ!施主にとっての選択肢が。
家づくりに興味がわいたら、
ぜひそんな工務店や建築事例を検索してみましょう。
知らなかった素晴らしい世界が広がります!
そして、あと昨年のトピックスといえば、
その日伸建設から12月にインタビューを受けたことです。
今月末ごろにはHP「お施主様の声」に載るんじゃないかと思います。
いや、とてもその1ページに納まりきる話しじゃないんです。
今日まで52稿書いてきて、まだまだ語り尽くせないんですから・・・!
てなわけで、まだまだこのブログは続きますので、
今年もどうぞよろしくお願いします。
今日はこの家での初正月ということで、
長男夫婦、次男夫婦と孫3人、妹夫婦と甥姪が大集合!・・・まさにthe実家。
30坪ほどの敷地に30坪ほどの家が建っていて余地はあまり無いんですが、
車を奥に詰めて、なんとかあと2台分の駐車スペースを確保。
引っ張り出してきた折りたたみ机をズラッと並べて、the実家仕様に。
狭い家ですが、こんなシーンを想定して奥行を生かした間取り。
玄関/階段ホールも続き間の一部として。
30坪ほどの敷地に30坪ほどの家が建っていて余地はあまり無いんですが、
車を奥に詰めて、なんとかあと2台分の駐車スペースを確保。
引っ張り出してきた折りたたみ机をズラッと並べて、the実家仕様に。
狭い家ですが、こんなシーンを想定して奥行を生かした間取り。
玄関/階段ホールも続き間の一部として。
小さな家でもみんなが集まってくる家ができて、本当にありがたいこと。
さあ、そろそろみんなが来始めるころです。
夫婦二人だけの静かな元旦は、にわかに賑やかになります!
さあ、そろそろみんなが来始めるころです。
夫婦二人だけの静かな元旦は、にわかに賑やかになります!