構造
いったんは4月並みの春の陽気だったのに、今週は冬に逆戻り。 けれど桜は咲き始め、大阪の満開予想は3/31とのこと。 今日は20℃に迫る温かい雨、午後からは春の嵐の予報。これを境に来週はめっきり春めくということで、日中は一週間ぶりにエアコンOFF。 木組…
昨日7/6から降り続く豪雨。特に九州では、大変なことになってしまいました。 被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。 一昨年2018/6/28~7/8の西日本豪雨による災害といい、 こんな気象は以前ではちょっと考えられませんでした。 そもそも「線状降…
「石場建て」「伝統構法」一般の人には、馴染みのない言葉だと思います。私も実は知りませんでした。ところが調べ始めたら、学びきれないほどのたくさんの情報があって、驚かされました。先日いつものように何気なく家づくり関係のYouTube番組を見ていました…
今日も棟梁は工房にこもりっきりで、造作作業に没頭。 現場は封鎖されたまま。 これまで毎日朝晩中に入っていたのに、もう4日間も入っていない! でも、風呂場などの横滑り出し窓は複数個所開けてあるので、 留守でも風通しは確保してあります。 ところで、…
日本で家を建てるなら、数ある工法のうち、木造軸組工法をお勧めしたいと、 5/22「工法を選ぶ…RC造・S造・2×4工法・在来工法そして伝統構法」で述べました。 そして木造軸組工法には、在来工法と伝統構法があり、 現行の建築基準法では伝統構法は規定外な…
このブログでは、「伝統構法」について語っています。 ここで伝統工法ではなく構法という字を使っているのは、 単に建て方というだけではなく「仕組み」「構造」全体を指しているからです。 日本で家を建てるには、世界で最もと言っていいぐらい多様な工法が…
kongou2002.hatenablog.com からの続き・・・ xtech.nikkei.com 【軒ゼロのリスク】(第1に、・・・) 第2に、 日射に関するリスクです。 軒が無いと、直射日光の制御ができないということです。 日本はヨーロッパと違って緯度が低いので、太陽が高いで…
kongou2002.hatenablog.com からの続き・・・【軒ゼロのリスク】 次に、軒の無い家のリスクを少し見ていきましょう。 第1に、 日本は雨が多いということに伴うリスクです。 平たい陸屋根は雨が流れにくくて日本に向かないのは誰でも分かりますが、 軒の有…
標題、日経ホームビルダーの2016年12月号のタイトルから そのままいただきました。すみません。 で、「それでもやる?」…って? もう4年近くも前の問題提起! ウチと同時期に建て始めた町内の家。 「 地域密着!地元の工務店がんばれ…先を越されて思…
ようやく上棟のときを迎えた、この2月20日。 思い返せば、石場建ての話しが日伸建設の親方の口をついたのが 2018年3月10日のことだったので、ほぼ2年前! 来たるべき南海トラフ大地震に耐える家を考えていた私たちは、 すぐに伝統構法につい…
今日(2/17)は、ついにその日が来ました! 建て方初日。 朝7時には棟梁がやって来て、下準備。 夜中まで雨が降っていたので、 基礎や材木に掛けてあるブルーシートはビショビショ。 それでも今朝はすっかり雨が上がって陽が射し始めます。 8時には、応援の…
2018年9月19日「ホロデッキ?・・・ニセモノでできた家」の投稿に続き、 大好きなSTAR TREKネタ☆ アメリカで1966年に放映が始まったテレビSFシリーズ。 2260年代後半を舞台に宇宙船U.S.S.ENTERPRISEが宇宙を探査する物語。 カーク船長と副長の…
ウチのベース(基礎)コンクリートの敷設が、昨年11月中旬。 そのあと11月下旬だったか(?)、ご近所で新築のベタ基礎が敷設されました。 <参照:石場建て/ベースコンクリート(2)>☜click 地元工務店の在来軸組工法の家。 すぐに追い抜かれちゃうんやろうな…
先週の初め(1/27)、風雨のなか、また工房を尋ねました。 電話して行ったのに、着いてみるとシャッターが下りています。 あれ?・・・恐る恐る呼び掛けてみるとシャッターが開き始め、 中では最も若手(二十代!)の大工さんが鉋掛けの作業中。 そこに…
1月13日(月)成人の日。 日伸建設のある交野でも振り袖姿がチラホラ。 そんな祝日も手刻みに励んでおられるとのことで、 朝からサーターアンダーギーを手土産に 妻と二人で新年のご挨拶も兼ねて工房の見学に。 (これは、この日の工房ではありませ…
伝統的構法で作られた木造建築物の耐震性能検証実験前回の記事で、石場建て伝統構法の構造計算について述べた。 話しがややこしいが、要は、 古来からずっと木造軸組み工法は石場建ての「伝統構法」、 戦後になって広まったのがコンクリート基礎の「…
夏にさかのぼって去る8月19日(月)のこと。 大阪府立大学工業高等専門学校の学生さんたちの見学を受け入れました。というのも、石場建て伝統構法に決めてから、ウチの家を研究に役立ててほしいということで、棟梁が学生時代に師事していた大阪府立高専門…
昨日(12/27)ようやく平日に妻と時間を合わせて取れたので、 年末のご挨拶も兼ねて日伸建設の工房にお邪魔しました。 いつものことながら、中に入ると檜の芳香が! 床には一面に檜の鉋屑がフンワリ積もっています。 長時間立ちっぱなしの作業なんで、足腰の…
昨日(4/21)、棟梁に呼ばれて事務所にカミさんと駆けつけた。間取りは3月末頃に棟梁と既に合意しており、いよいよ設計士さんとの打ち合わせ。しかしそれは、在来工法の範疇の中で極力金物接合無しで無垢材や土壁を使ったものという前提だった。その後…
「伝統構法」って? そもそも大工の棟梁が「ホンマは石場建てがエエねんけど・・・」とか 言い出したのがキッカケで調べ始め、ハマってしまった! それまでは聞いたことも見たこともなかった言葉だった。 「伝統構法」とは、 西洋建築の影響を受ける以前の日…