工務店
4/11(土)~19(日)、今この竹小舞の段階で、大阪・枚方の石場建て伝統構法の家、新築工事現場を開放しています。新型コロナウィルス禍による緊急事態宣言のなか、構造見学会としての企画・開催はできませんが、見学希望や問い合わせがあれば個別に…
新型コロナウィルスの世界的な大流行で、 日本も非常事態宣言が出されようかという状況が続いています。 建築業界でも、中国に依存している 建材や住設は入荷が滞っているそうですが、なにはともあれ 現場で作業にあたっている職人さんたちの健康が気がかり…
上棟式・・・。 新築で棟上げの際に、建て方工事が無事に運んだことへの感謝と、 これから完成に向けて工事がうまく安全にいくように祈願するもので、 柱・梁などの骨組みが組み上がり、最後に一番てっぺんの 棟木が据えられた時点で行われます。 建前(たて…
今日2/26は、屋根に断熱材を張りました。この話題は、石場建て伝統構法に限った話しではないのですが、この家はいわゆる屋根裏空間は無いので、屋根断熱は重要です。 建て方のときに、屋根勾配なりの天井板は張ってあったのですが、 それはあくまでも内装の…
ようやく上棟のときを迎えた、この2月20日。 思い返せば、石場建ての話しが日伸建設の親方の口をついたのが 2018年3月10日のことだったので、ほぼ2年前! 来たるべき南海トラフ大地震に耐える家を考えていた私たちは、 すぐに伝統構法につい…
建て始めて4日目で上棟式は済んだのですが、 屋根なりの天井板葺きがまだ残っていたので、 5日目までを建て方と言うことにしましょう。 前夜から空がスカッと抜けて、放射冷却で冷えた朝、 既に葺かれた部分の屋根には、朝露が光ります。 杉の赤太ですから…
昨日(2/20)建て方4日目で、応援の大工さんはお終い。一昨日は皆さんの手際よい働きのお陰で、順調に棟上げまでいくことができました。そして4日目はここから、これは2階です。まだ貫に楔は打ち込まれいません。今日は栓や楔をどんどん入れて、その日の…
※ これは、2/19日時点の記事です。 上棟・・・棟上(むねあげ)、建前ともいい。木造建築で棟木をつり上げ取り付けること。建て前3日目、今日中に上棟までこぎつけられるか・・・。石場建てたるゆえん・・・礎石に乗って立っているだけです。それでもびく…
一昨日(2/18)は、建て方2日目。前日は予定のところまではいったんですが、最終のひずみの調整が時間切れで中途半端だったので、そこからです。というのも、普通の在来軸組工法だと、コンクリート(ベタ)布基礎に土台の材木をボルトで留めたら、それは…
今日(2/17)は、ついにその日が来ました! 建て方初日。 朝7時には棟梁がやって来て、下準備。 夜中まで雨が降っていたので、 基礎や材木に掛けてあるブルーシートはビショビショ。 それでも今朝はすっかり雨が上がって陽が射し始めます。 8時には、応援の…
一昨日の主要構造材の搬入に続き、 昨日(2/14)は足場の組み立てです。 今週の後半は雨模様との予報だったんですが、 一昨日の材木の搬入は晴れ! 昨日も午後に少し降るだけ。強運です。 朝から足場屋さんがやって来て、 トラックからどんどん部材を降ろして…
(日伸建設の一昨年の建て方現場)建て方・・・現場で主要な構造材を組み立てることを言います。 棟上げ・・・屋根の一番上の部材である棟木を取り付けること。 上棟式を行なうこともあり、建て前とも言います。 (言葉の定義は、地方によって微妙に異なる…
昨日2/11は、建国記念「の」日。 日本の古来の伝統を捨てて脱亜入欧に邁進した明治維新。 今から2680年前の紀元前660年旧暦1月1日に初代天皇が即位したと 中国の十干十二支の紀年法をもって算出し紀元節と定めたのが、 戦後になって根拠が皆無ということで形…
2018年9月19日「ホロデッキ?・・・ニセモノでできた家」の投稿に続き、 大好きなSTAR TREKネタ☆ アメリカで1966年に放映が始まったテレビSFシリーズ。 2260年代後半を舞台に宇宙船U.S.S.ENTERPRISEが宇宙を探査する物語。 カーク船長と副長の…
ウチのベース(基礎)コンクリートの敷設が、昨年11月中旬。 そのあと11月下旬だったか(?)、ご近所で新築のベタ基礎が敷設されました。 <参照:石場建て/ベースコンクリート(2)>☜click 地元工務店の在来軸組工法の家。 すぐに追い抜かれちゃうんやろうな…
先週の初め(1/27)、風雨のなか、また工房を尋ねました。 電話して行ったのに、着いてみるとシャッターが下りています。 あれ?・・・恐る恐る呼び掛けてみるとシャッターが開き始め、 中では最も若手(二十代!)の大工さんが鉋掛けの作業中。 そこに…
先週日曜日(1/19)のこと。 大阪府立大学工業高等専門学校で唯一木造建築を研究してらっしゃる 岩本先生のお誘いで、先生の研究室の学生さん5人と一緒に、 間伐ボランティアに妻と参加してきました。 先生は、我が棟梁の恩師であり伝統構法にも造詣が…
先日(1/13)、梅田の大手ハウスメーカーのサテライトルームで、 無垢材の名栗仕上げのフローリングを見たような・・・と妻が言うので、 そういえば・・・と、グランフロント北館の住ムフムラボへ。 積水ハウスが運営する体験型施設で、 住まいに全般に関する様…
1月13日(月)成人の日。 日伸建設のある交野でも振り袖姿がチラホラ。 そんな祝日も手刻みに励んでおられるとのことで、 朝からサーターアンダーギーを手土産に 妻と二人で新年のご挨拶も兼ねて工房の見学に。 (これは、この日の工房ではありませ…
伝統的構法で作られた木造建築物の耐震性能検証実験前回の記事で、石場建て伝統構法の構造計算について述べた。 話しがややこしいが、要は、 古来からずっと木造軸組み工法は石場建ての「伝統構法」、 戦後になって広まったのがコンクリート基礎の「…
2019.3.20「石場建て伝統構法・・・適判/建築確認申請」や 2019.11.12「建築確認がおりた・・・やっと!」のブログで何度も触れた、 「限界耐力計算」。 石場建ての家を建てることになってから、 相当な時間と手間と費用がかかったのは、これが大変だったから…
昨日の朝のニュースで、東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の 総合統括を務める野村萬斎さんのインタビューが放映されていました。 消費増税で景気が更に落ち込み閉塞感が漂うのが ひしひしと実感される地方の現状をよそに、 東京だけは別世界のよう…
気候風土適応住宅について書いた後、あれこれ思ったこと・・・。「複合汚染」 有吉佐和子が今から45年も前の1974年から翌年にかけて、 新聞紙上に連載した同名の小説による言葉です。 Wikipediaによれば、 > 本作品は環境汚染問題について社会に警鐘を >…
さて、そもそもの始まりの頃の話しを今さらながら、もう3年近く前にさかのぼって・・・。この歳で家を新築せざるを得なくなった。とにかくあっちこっち当たってみなくては・・・というところから。 住宅メーカーのホームページ探し、住宅展示場めぐり・・・…
あけましておめでとうございます。今年も人・自然・環境・文化・伝統・未来の共存を、住宅建築の視点から探り、発信していきたいと思います。さて、私たちの家づくりは、決して贅沢を標榜したものではありません。むしろ、ごく標準的な家づくりのなかで、上…
夏にさかのぼって去る8月19日(月)のこと。 大阪府立大学工業高等専門学校の学生さんたちの見学を受け入れました。というのも、石場建て伝統構法に決めてから、ウチの家を研究に役立ててほしいということで、棟梁が学生時代に師事していた大阪府立高専門…
昨日(12/27)ようやく平日に妻と時間を合わせて取れたので、 年末のご挨拶も兼ねて日伸建設の工房にお邪魔しました。 いつものことながら、中に入ると檜の芳香が! 床には一面に檜の鉋屑がフンワリ積もっています。 長時間立ちっぱなしの作業なんで、足腰の…
11月7日。記念すべき着工の日!! 2017年に土地を手に入れてから、 工務店探し・・・日伸建設に決めてからは手刻み在来工法での基本設計、 そして基本設計の取り止め、石場建て伝統構法への変更から設計~建築確認へと・・・。 当初はサイディングにビニ…
ようやくのことで建築確認がおりたのが8/22。 時を同じくして、材木の木取り・墨付け・手刻みが始まりました。 日伸建設のブログ8/20付に、 「田中棟梁担当の石場建てのお家の木取り作業が今日から始まりました。 数年間倉庫で天然乾燥させた赤松…
8月22日、やっと!建築確認がおりました。 ・・・ん? もう3か月も前! 我ながら、ものすごい筆無精。 建築確認申請を出したのが3/20、 石場建ての適判のための事前相談を通過したのが6/27。 適判の専門機関での審査を経て、建築確認まで5か月…